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ニシン目ニシン科の魚。正式名称「コノシロ」。コノシロ属に属するのはコノシロだけ。
別名「ナガツミ」「ツナシ」「ママカリ」など。
出世魚で「シンコ」「コハダ」「コノシロ」と呼び名が変わる。漢字で書くと「子の代」。
寿命は6~7年。体長は最大で25㎝。江戸前寿司では代表的な寿司種。
江戸時代にお偉いお武家様が城下町を通りかかった時、とても素敵な町娘に出会い「迎えに来るから準備をしておきなさい」と一方的に言われ、両親と相談をしたところ、「何とかするから隠れていなさい」と押入れに隠れていました。そして、お武家様が家にやってきた時、両親は庭で当時江戸湾でたくさん捕れていた「コノシロ」を焼いていました。お武家に「娘はどうした?」と聞かれ、両親は泣きながら「実は娘は病に冒されていて、とてもお武家様のところへは行かせられないので今庭で焼いております。」と言って免れた。 という話があり、「子の代わり」とかいて「コノシロ」というようになった。
一年のうちで食べられるのは約1ヶ月くらいです。1つ握りにするのに小さい物で5〜6枚使います。