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符丁とは八百屋、床屋、歌舞伎などいろいろな職業で使われています。すし屋では、江戸前寿司で修行し符丁を覚えた人は、日本全国、何処に行っても同じです。
１、ピン。２、リャンコ。
３、ゲタ。４、ダリ。
５、メノジ。６、ロンジ。
７、セイナン。８、バンド。
９、キワ。
あとは、数字の組み合わせで成り立っていて特殊なものは、
１２、チョンブリ。
１３、ソッキリ。１５、アノ。
２５、オツモ。
１５のアノは、「アキナイノワカエビス」というのが数の符丁の中にあるらしく、その１番目と５番目をとって「アノ」と言うそうです。
数字が並んでいるものは、
１１、ピンピン。
２２、リャンナラ。
３３、ゲタナラ。となります。ピンピン以外は、～ならびの略で、～ナラといいます。
１０も２０もピン、リャンコ、と同じ言い方をします。桁は関係なく、あくまでも使われている数字です。桁は、言い方で分かるのです。（お店によって言い方が多少違っています）
