真子鰈(マコカレイ)

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今週は夏の白身第3弾!!
真子鰈(マコカレイ)です。

かれいは、種類がとても多いですが、すし屋では、マコガレイ、ホシガレイなどを使います。世界中、寒帯から温帯にかけて生息します。大きさは、30cm前後。

特に有名なのは、九州の大分県日出町の「城下がれい」と呼ばれるのもです。
真子鰈(マコカレイ)
日出町にあった日出城城下の海岸近くで漁獲されることから、「城下かれい」と呼ばれるようになりました。

この辺りの海では海中から清水が湧き出て、海水と真水が混じる汽水域となっており、海水性・淡水性のプランクトンを食べて成長するため、泥臭さがなく、味は淡白かつ上品で、その美味しさは昔から知られていたようで、江戸時代には武士しか食べることができず、高級魚として珍重され、将軍への献上品とされていたそうです。

「城下かれい」の特徴としては、肉厚で、頭が小さく、尾ヒレが広く角張っていないので、他の「マコガレイ」と区別されています。

幼魚の時は、目が普通の魚と同じ様に左右に分かれて付いていて、体も平たくないのです。成長していくとともに変態し、目がだんだんと右側に移動して、同時に体が平たくなり、浮き袋がなくなって成体になる・・・。
・・・そして、みなさんの知っている真子鰈が出来上がります!

その他にも、最近は赤貝、鳥貝、青柳、浅蜊など、貝類が美味しいです。
初鰹や鰊、引き続き三重県の宝彩海老(車海老です)など仕入れております。

今週も皆様のご来店をお待ちしております。


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